1番大切なのは「報告をする」こと!

私は現在26歳の専業主婦ですが、以前は小売業(ドラッグストア)で販売の仕事を22歳の時に新卒で入社して26歳での退社までの間の約4年間従事していました。

私が新入社員・後輩に求めることで特に重要視していることは、「報告をする」ことです。私が働いていた店舗では、社員が2〜3名でその他をパートさんやアルバイトさんで回していたため、社員間での情報共有が非常に大切でした。

当時新卒で入社し、学生時代のアルバイト経験はあるものの初めての小売業での販売という仕事は勝手が分からず、毎日の業務に精一杯でミスも非常に多かったです。しかし、ミスをしたことを上司に伝えて怒られることが怖くて、無かったことにしようとして隠すことが多々ありました。バレた時に怒られる方がよっぽど怖かったのですが、自分が失敗したということが恥ずかしくて情けなくて、言い出せませんでした。

着任してから半年経ち、ある程度業務にも慣れてきていた時に事件が起こりました。当時アルバイトさんのシフト作成・管理を任されていました。人件費を上層部から指摘されてかなり重要な仕事であったため、家に持ち帰って夜シフトを作成をすることもありました。繁忙期に入りアルバイトさんに多くシフトに入ってもらっていましたが、ある日不足が出て至急募集をかけることになりました。シフト管理を任されていた私に直接シフト交渉をしてくれるアルバイトさんも何人かいて、なんとか不足が埋まったのですが、その際私が報告を怠ったせいで社員間同士の情報共有が出来ておらず、アルバイトさんが必要人数の2倍店舗に来てしまいました。当然人件費が倍以上かかってしまうのでアルバイトさんには帰ってもらうことになり、学校から急いで来てくれた子、元々予定があったのをキャンセルしてシフトに入ってくれた子など、せっかく協力してくれた気持ちを台無しにし、信用をなくしてしまいました。また、その後責任をとってシフト管理の仕事は解任されました。

この時に私が学んだのは、「どんな些細なことでも報告をする」「全員と情報を共有する」ということでした。今回の案件は身内だけでしたが、実際にはお客様に商品をぶつけてしまい、それを上司に報告しなかったがためにお客様から「何故謝りの挨拶がないんだ」と怒って電話を受け、上司と一緒にご自宅に謝りに行かねばならないこともありました(お客様のプライバシーにも関わるため深くは説明できません)。

この新入社員での経験から、必ず上司や周りのスタッフには報告することを心がけました。自分では考えもつかなかった良い方法を上司が提案してくださることもあるし、スタッフと情報共有することで失敗を未然に防いだり、また連携が生まれて信頼を得ることも出来ます。

入社3年目の時に新店を任され、初めて働くアルバイトさんやパートナーさんに教育を行う際、まずはじめに「どんな小さなことでも教えてください」と伝えていました。右も左も分からない状態で自分が良かれと思っても、結果悪い方向に転がることもあります。そんな時、経験を積んだ上司であれば的確なアドバイスをすることが出来るし、どうすれば良いのか一緒に考えることも出来ます。また、全体の業務の進捗状況が分かるのでどこにどう人員を配置すればいいのか見えてくるし、結果的に効率の良い業務が行えます。

ミスをした時、自分でなんとかできると思った時、決して自己判断で動かないこと。怒られるのが怖い、自分の意見に指摘されるのが嫌だと思っても、まずは報告して指示を仰ぎましょう。それが社会人として、スタッフ全員で仕事を効率よく行うのに不可欠ではないかと私は思います。