新入社員の皆さんに持っていてもらいたい3つの心構え

私は、美容関係の店舗の店長職をしている30代前半の女性です。
現在の職場と、前の職場での勤務を合わせると、11年程この職に携わっています。
店長職を始めてから、7年です。
毎年毎年、新入社員の方の受け入れ時期には、今年はどんなタイプの子がくるのだろうという期待とドキドキとで何とも言えない気持ちになります。
そんな私が、新入社員の皆さんに持っていてほしい働く上での大切な心構えが3つあります。

1.素直さを持つ

まず1つめは、誰かがしてくれた指摘や注意をまず素直に聞き入れることです。
「自分はこう思ったから、こうしたのに…」
「今までこうしてきて何も言われてこなかったのに、この人何でこんなこと言うんだろう?」
「こんなことを言われるなんて、あの先輩私のこと嫌いなんだ!」
などなど、注意されたときに反発心が出てしまうようなこともあると思います。
しかし、人に指摘したり注意する側は、たくさん考えて、その相手に伝えています。
そして、できることなら注意や指摘なんて言いたくないのです。
他人との関係性が悪くなることをすすんでしたがる人なんていません。
だから、その人が憎くて言っているわけではなく、その人にもっと素敵なビジネスパーソンになってほしいという想いで言っています。
その想いをどう受け止めるかで、その後自分自身を成長できるか、できないかが大きく左右されます。
入社当時そこまで目立っていなかった子が大きく化けて、能力が高く期待されていた子を追い抜くことはよくあります。
人の意見に耳を貸さず、指摘してくれる人からも逃げて、独りよがりな仕事をする人は、結局数年たっても良いパフォーマンスはできていないことがほとんどです。
「でも。だって。」言いたい気持ちもあると思いますが、素直に周りの指摘を聞き入れ、自分を変えていくことができる方は、ものすごく成長します。

2.信頼は財産

2つめは、信頼は積み重ねであるということです。
仕事は必ず人と関わりながら進められます。
同僚、お客様、関係会社の方、毎日いろいろな方と接します。
その中で、どのようにして信頼関係を築いていくかはとても重要なことです。
信頼関係は一朝一夕では出来上がりません。たとえば、小さな約束を守れなかっただけで、その人への信頼感は大きく損なわれます。さらに、一度失った信頼を取り戻すには、おそらく信頼を築き上げるまでの時間の3倍はかかります…。
学生時代は、例えば課題の提出が遅れても大きな事件にはならなかったかもしれません。
せいぜい評価が下がる、先生に怒られる程度でしょう。
しかし社会では、期限ぎりぎりに提出することすら、この子大丈夫かな?と不安につながる要素になります。
自分から信頼を失うような行動、言動はせず、何事にも「まぁいっか。」の気持ちを持たず、人に仕事に真剣に取り組んで多くの人の信頼を勝ち取ってほしいです。
その信頼は、あとから必ずあなたの財産になります。

3.感謝のこころ

最後に3つめは、感謝の気持ちと謙虚な心を持ち続けることです。
仕事を始めてすぐの時はがむしゃらに働いていても、だんだんと働くことになれていき、余裕が出てきます。すると不思議と不平不満を口にする人が出てきます。
給与面、待遇面、労働時間など、他人の芝生が青く見えてきてしまうのです。
また、自分はもっと評価されるべきだ!とか、あの上司より私のほうが仕事ができるのに!など自分がまだ経験が浅く視野が狭いことに気づかず、周りへの不満を募らせる人がいます。
そしてどんどんあらぬ方向に考えが進んでいき、働くモチベーションが下がっていってしまいます。
こうならないように、常に「感謝の気持ちと謙虚な心」を持ち続けてほしいのです。
入社当初に比べ自分が成長したのは、自分の頑張りだけではありません。
その会社に採用してくれて、まだ仕事もできない自分に給料をくれた会社があったから。
支えてくれた先輩や上司がいたからです。何でも自分だけで頑張ってきたわけではなくそこにはたくさんの人の思いや努力があります。そのうえで今の自分があるのです。
これは、今まで育ってきた過程でもそういえます。そしてこれからも変わりません。
いつでも謙虚に、学ぶ姿勢を忘れず、周りの人や環境に感謝し続けることが、とてもとても大切です。

このような3つの心構えを持って、いつも前向きに仕事を楽しんでもらえればなと思います。