挨拶にはじまり挨拶におわる

30代後半女性です。現在は退職しましたが、約15年ほど金融系の大企業で事務と教育をしていました。管理職は5年ほど経験しました。
新人のみなさんへ私がいつもお話ししていたことをご紹介します。

何が目的なのかを知る

まず自分がこの会社に所属している目的は何なのかをしっかりと認識することです。
営業であれば何かを売ったり契約してもらったり、事務であれば顧客との契約の中の事務作業が主でしょうからミスのないよう正確迅速に遂行することになります。これらを認識するのとしないのとでは全くモチベーションが違ってきます。

目的を達成するためには

自分がこの会社で存在している意味を認識できたなら次にどうすればその目的を達成できるのかを考えます。営業ならば顧客と信頼関係を築くことも大切です。事務なら同僚や上司と連携しながら処理をしていくこともあるでしょう。スムーズに任務を遂行していくには人とのつながりです。例えばアーティストで他人の力を全く必要としない場合もあるでしょうが、ほとんどの場合において人とのつながりがモノを言うのです。

人の心をつかむためには

社会人になれば、初対面の人に交渉しなければいけないことが多くあります。苦情対応などもその一つです。
暗い表情でやって来て名も名乗らずいきなり「これ買ってください」と頼まれて、あなたは買いますか?よほど欲しいものを除いては買わないでしょう。
それに対し、いつも明るく「こんにちは」と定期的にやって来て、いつも目をみて話してくれるので少しでもこちらの体調が悪そうなら気づいて心配してくれ、年末年始はきちんと挨拶に来てくれる人。どちらの人から買いたいですか?

人の話は目でも聴く

以前、新卒採用のセミナーで話をしていた時に気づいたことです。採用のセミナーに参加していても全くこちらを見ない学生が数多くいました。面接ではないから、名前もばれてないからと言わんばかりに寝ている学生もいました。そういう学生はセミナーではばれないかもしれませんが、すぐにボロが出るのでわかります。

新人の研修でも、メモをとる必要がないと言っていても下を向いている人がいます。人の話は目でも聴くものと言うのは、私は幼稚園で教わりました。教える側に立って話をするようにならなければこの意味はわからないかもしれませんが、とても重要なことです。人は話をしていて、相手の反応が薄いと不快感を持ちます。顧客だって上司だって人間なのです。話をしていても、こちらを見ていないというのは反応が薄いと捉えられても仕方ありません。相手に不快感を与えていればあなたの仕事はスムーズにいかなくなるかもしれません。
仕事を円滑に勧めたいなら人の目を見て話を聴くようにしましょう。

挨拶にはじまり挨拶におわる

挨拶は心と心の架け橋であると思っています。挨拶は最初は照れ臭いかもしれません。顔を、目をしっかり見て挨拶をしましょう。日常の挨拶であれば、笑顔で挨拶するだけであなたの印象はアップします。

先輩に何かを教わる時、「よろしくお願いいたします。」としっかり目をみて言ってくれる子と、暗い顔で下向きながら「よろしくお願いします。」と言う子、あなたが先輩ならどちらに教えたいと思いますか?
1対1で教わった場合は教わった感想も併せて伝えるのも良いでしょう。「貴重なお時間を割いて教えてくださり、ありがとうございました。明日までに特に○○について復習します。また明日もよろしくお願いいたします。」などです。

インターネット

私の勤めていた会社ではインターネットで完結するような形態ではなかったためこの話をする必要がありませんでした。
インターネットで完結する取引などの場合、挨拶にしてもプラスアルファの一言を添えるなどして他社やライバルに差をつけましょう。

まとめ

仕事をしていくうえで多くの場合、相手は人間です。
人の話は目でも聴きながら、場合に応じた表情で挨拶をしましょう。