採用担当に配属されたとき求められる最低限2つの心構え!

私は在職歴1年の20代後半で、IT企業での人材採用を担当しています。その中で、初めて採用担当の部署に配属されたときに求められる最低限必須の2つの心構えをご紹介していきます。

採用担当という部署は他の部署に比べると、直接的な利益を数字で出すことが難しいため、どうしても他の部署とのかかわりの中で、予算であったり人的な協力であったりが後回しにされてしまうことも少なくありません。しかし、そんな中で弱気にならずに、しっかりと会社に貢献しているのだから協力しろ、といえるだけの心構えは持っておくようにしてください。
実際問題として、採用には多くの労働力も費用も掛かるものです。そして、金額的な成果が見えないからと言っておろそかにしていくと、10年後、20年後には必ずその会社が傾く原因となります。営業から採用担当に配属された瞬間は、私も予算折衝などで強気に出ることが出来ず、営業職の苦しみや必要性がわかるからこそ、何も言うことが出来ませんでした。そして、そんなときに営業職のベテラン社員から言われた一言が、採用担当がそんなではこの会社潰れるよという言葉でした。
その先輩は予算折衝の時には、全力で営業の予算を取りに来ていたので、終わってからそんなことを言われてもと若干不服に思っていました。しかし話していくと、自分は営業だから全力で予算を取りに入ったが、お前も自分が会社のために貢献する存在であることを認識して、それぞれが全力を尽くさなければ会社は続いていかないとのことでした。確かに、それぞれの部署が必要だからこそ存在しているのだから、当たり前ではあるのですが、当初は数字を追いかける営業の癖が抜けていなかったのです。それからは、一から採用に関してを勉強しなおして、何が大切なのかを自覚したうえで、全力で職務に取り組んでいます。貴方が採用にいきなり配属されたとしても、その時は、自分が会社に貢献できる部署にいると明確に自覚して、職務に取り組むようにしてほしいと思います。

もう一つ大切な心構えとして、応募者は自分の会社に入りたいわけではない、応募者をその気にさせることが採用担当の仕事だということです。よく、何かを間違えてしまっている会社の採用担当はとても横柄であることがあります。これは、応募者は自社に入社したくて、こちら側はとってやる立場だという勘違いから起こります。
基本的に応募者は複数の企業を同時に受けるものですが、そんな中でいきなり横柄な態度をとられてしまえば、誰も入社しようとは思いませんよね?そのため、あくまで応募者にはお客様にするのと同じレベルの対応が必要です。
また、対応を丁寧にしたからと言って、応募者が必ず入社したいと考えるかといえばそうでもありません。なぜなら対応が丁寧なのはどこも同じで当たり前だからです。そこで、重要なのが採用担当としての腕の良さです。限られた時間の中で、どのように応募者と密に連絡を取り、自社の良さをアピールしていくことが出来るかが問われることになるのです。これも最初のうちは、なかなかなれることが出来ませんが、根本は営業などと同じ考え方をしていけば自然とできるようになっていきます。しかし、だからこそ自分の会社をしっかりと売り込むという意思を持っていないで、上からの目線でいると誰も入社せずに心が折れる原因となります。

採用担当は明確な利益が見えにくくはありますが、10年単位で会社を存続させるためには非常に大切なポジションです。会社への貢献を自覚しながら他部署と協力し、上から目線ではなく真摯に応募者とコミュニケーションをとることを心構えとして持って、日々全力で職務に取り組むことが自分にとっても周囲にとっても、良い結果、環境を作ることが出来る第一歩です。